Category: コラム

全ての加⼯⾷品を対象に、原料原産地表⽰を義務付け 消費者の商品選択に貢献

日本では2000年代になって、消費者の健康に大きな影響を与えるような、食品に関する問題が発生しています。その多くが、産地を偽装したり、消費期限を偽装したりするものでした。

それまでは、食品表示に関する法律として、食品衛生法・JAS法・健康増進法がありまし…

チェコの食文化や日本との関係から見る日本食事情 ライスペーパー巻き寿司やビーガンラーメンなど独自の料理が登場

チェコと日本には古くから深い繋がりがあることを知っていますか?

政治分野、経済分野、文化・スポーツ分野でさまざまな交流が行われ、2020年には日本とチェコの交流100周年を迎えました。

このような深い関係のある両国ですが、「食」に関してはまだまだお互い…

【スイス】遅れて日本食への関心高まる 特に人気はラーメン カップヌードルも普及

スイスと言えば、チューリップやチョコレートなどが有名ですが、特に日本人がスイスと聞いて思い浮かべるのは「アルプスの少女ハイジ」でしょう。

作中ではスイスの大自然やのどかな酪農風景などが描かれており、その美しい情景に憧れてスイスを訪れる日本人も多く…

ノルウェーが広めたサーモン、鮭を生で食べる習慣がなかった日本市場へ 今では寿司ネタ人気No1

サーモンは、今や回転寿司の人気ネタとして知られていますが、1980年代までは生で食べられることはなかったことをご存じでしょうか?

今回は、サーモンが生で食べられていなかった理由や、食べられるようになった理由、現在の輸入状況などについて詳しく解説します…

【AEO制度】通関の手続きを容易に 貿易関連事業者にメリットの大きい通関プログラム

輸出入業者や、その他貿易に関わる事業者にとって、税関での通関は決して容易なものではありません。場合によっては、国際的な情勢により、普段よりも時間がかかることや、セキュリティーが強化されることもあるでしょう。

そのような中、通関の手続きをより容易に…

エジプトで日本食人気は広まるか コロナ禍での課題や輸入規制撤廃が鍵

日本食は世界中で認知され、そのおいしさや健康食という観点から、多くの人を魅了しています。それでも、日本から遠く離れたアフリカ大陸では、日本食がどれだけ有名なのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。

実際エジプトでは日本食レストランが続々と…

海外の原料原産地表示制度を知る 韓国、EU、オーストラリア、アメリカの制度・運用方法

加工食品のラベルには、さまざまな情報が記載されていますが、中でも、原材料名の表示は大きな意味を持ちます。数多くの原材料が表示され、原産地が表示されているものもあります。消費者の視点では、購入を判断する重要な材料にもなり得る情報とも言えます。

こう…

海藻を好んで食べる食文化の日本と韓国、海苔の違いはどこにあるのか 韓国で日本の海苔の評判は今一つ

日本食に欠かせない食材のひとつに、海苔があります。その登場シーンは多様で、味付け海苔はおかずの定番ですし、そのまま食べることもあります。刻み海苔は薬味という形で、アクセントのような使い方もされます。海苔巻きやおにぎりのように、海苔の存在が主役に近い…

幅広い業務内容でやりがいも大きい、食品の品質管理という仕事を知る

品質管理とは、商品やサービスの提供において、検査あるいは検証を通し顧客に提供できる一定水準の品質を保持していることを確認する仕事のことを言います。生活の中ではあまり耳にしないかもしれませんが、人々が豊かで安全な生活を送るにあたって、決して欠かすこと…