Foodex、InforのクラウドERPでIT戦略を見直し

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業界特化機能を備えたERPで工程を最適化

インフォアジャパン株式会社は3月28日、フランスの日本食材輸入卸のFoodex Groupが、クラウドERP「Infor CloudSuite Distribution Enterprise」を導入すると発表しました。

食品・飲料流通業者向け機能をもれなく備え、SaaSによって提供されるコンサルティング、サポート、サービスを通じ、プロジェクト全体を一括委託可能となっています。

Foodexは、日本料理を欧州の消費者に広めるべく、1992年にパリで設立されました。流通子会社の設立や買収を通じ事業を拡大させ、2010年には宝酒造インターナショナル傘下に、2015年には日本酒を紹介する「Atelier du Saké」をオープンさせています。

2018年以降は欧州各地に配送する輸出事業を拡大、日本食やアジア料理、フュージョン料理を専門とする飲食店や食料品店、農業関連企業など1万人以上の顧客を持ちます。

Microsoftベースから刷新

Foodexでは長年Microsoftベースで運営を行ってきましたが、充実した機能や自社の業務特性への標準適応度、単一インターフェースに集約された総合的アプローチ、システムの俊敏性と拡張性、導入の迅速さなどからインフォアの採用を決めました。

AWS上のマルチテナントクラウド環境でメンテナンス作業などを委託可能となり、より付加価値の高い業務に専念できるようになったことも利点としています。

なお、導入決定までには6カ月の評価期間を設け、約10回のワークショップを実施しました。Foodexは今後、2022年4月から2段階に分けて正式導入を完了させます。

Infor CloudSuiteは、多通貨・多言語対応でオムニチャネル販売やオーダー管理、購買、在庫・供給管理、会計管理、分析レポートまで可能、グローバルにアプローチする際など、とくにプロセス円滑化に寄与します。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

インフォアジャパン株式会社 プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000087389.html

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