食品小売店「FujiMart」、ベトナム全土への拡大を目指す

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2028年までに「FujiMart」を約50店舗展開

住友商事株式会社(以下、住友商事)が、食品小売店「FujiMart」のベトナム全土への本格展開に向け、ベトナムの大手企業グループであるBRG Group Joint Stock Company(以下、BRGグループ)と株主間契約を締結、連携を強化し、2028年までに同店を約50店舗出展することを目指すと3月24日に発表しました。

ベトナムでは経済成長によって個人所得の増加や生活水準の向上などにより、食品小売市場全体が急速に拡大しているほか、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点などから、個人経営の伝統的な小売市場の利用者が、スーパーマーケットのような安全性や利便性に優れた近代市場に流れてきています。

住友商事とBRGグループはベトナムにおけるマーケットの特性や事業性を見極め、今回積極的な多店舗展開を進めるべく同契約を締結。住友商事が日本での展開で培ったノウハウから現地ニーズに合わせた商品構成や売り場づくり、鮮度管理を実施しており、今後はDXを推進し、オペレーションの効率化を図り、ベトナムの顧客ニーズに応えていく方針を明らかにしています。

「FujiMart」1号店はハノイ市に出店

住友商事は中期経営計画「SHIFT 2023」の次世代成長戦略の1つとして、サミットの運営を行い、また台湾で小型食品スーパーマーケット シンプルマートなどを展開しています。ベトナムにおける「FujiMart」1号店はハノイ市に出店。現在は3店舗を展開しており、ベトナムの消費者が日常の食料品を安心して購入できる生活基盤の構築に寄与しています。

また、同社とBRGグループは、ハノイ市北部ドン・アイン区にある272ヘクタールのエリアの都市開発を進める「北ハノイ開発プロジェクト」にも着手。経済成長などが進むベトナムの都市需要に応え、「サステナブルな街づくり」と同国のさらなる発展に貢献していくとしています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

住友商事株式会社 プレスリリース
https://www.sumitomocorp.com/

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