ちば醤油、麹を使った本醸造醤油製造を目指すインドの企業に技術移転

最終更新日

JICAと共にインドの外食企業へ本醸造醬油の製造技術を移転

ちば醤油株式会社(以下、ちば醤油)は、インド・デリーの外食企業に手作りの麹から作る本醸造醬油の製造技術を移転するための研修を、2023年9月24日~29日に行うと発表しました。

これは国際協力機構(JICA)による「JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業」の一環で行われるものです。

技術移転のノウハウ料を得るビジネスモデルに挑戦中

インドにおける日本食は富裕層や海外生活経験者など利用者が限られていましたが、急速な経済発展とともに中流層や若者へ浸透しつつあり、日本食に欠かせない本醸造醤油は需要の伸びが期待されます。

ちば醤油は、2022年3月1日にJICAと「インド国日本伝統の麹(こうじ)の発酵技術を活用した大豆加工産業育成にかかる基礎調査(中小企業支援型)」の契約を締結し、日本料理や醤油の認知度・ニーズ・将来性を年2回ほど現地に赴いて調査してきました。

2023年7月の調査において、本醸造醤油の製造・販売に取り組みたいというインド・デリーの外食企業との協力が実現し、今回は外食企業のオーナーとマネージャーが来日し、本格的な醤油づくりの講習・体験をすることとなりました。

ちば醤油は、本醸造醬油製造の技術移転によりノウハウ料を得るビジネスモデルに挑戦中であり、さらにインドの大豆加工産業育成と合わせてSDGsのゴール1「貧困をなくそう」およびゴール8「働きがいも経済成長も」の達成も目指すとしています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ちば醤油株式会社のプレスリリース
https://www.chibashoyu.com/news/pressrelease/20230914

シェアする