森永製菓株式会社、開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」への賛同表明
サスティナブルなチョコレート作りを表明
2022年9月30日、森永製菓株式会社は、独立行政法人国際協力機構(JICA)が事務局を務める「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」が推進する「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」を支持すると発表しました。
同社は、児童労働の撤廃に向けて2025年度までに国内の森永製菓商品をサスティナブルカカオ原料に切り替え、持続可能なバリューチェーンを実現することを目標として掲げます。
また、2008年より国際協力NGOと連携し、カカオ生産国の児童教育支援やカカオ農家の自立支援に取り組み、商品売上連動型プロモーション「1チョコ for1スマイルキャンペーン」を実施しています。
社会的・経済的・環境的に持続可能なカカオ産業の実現を目指して
現在、チョコレートの原料となるカカオ豆は、主にアフリカや中南米、アジアの開発途上国で生産されていますが、国や地域によっては、カカオ農家の貧困、児童労働、森林破壊といった社会課題に直面しています。
「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」では、児童労働や森林破壊などカカオ産業の抱える問題を解決し、社会的・経済的・環境的に持続可能なカカオ産業(サステイナブル・カカオ)の実現を目指します。
業界団体、製菓企業、商社、コンサルティング会社、NGO、弁護士など多種多様な関係者(2022年9月30日時点:48団体、94個人)が共創・協働しながら、カカオ生産国、カカオ農家の生活を向上させ、地球環境にも配慮した生産方法を模索していきます。
また、「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」では、2025年までの児童労働撤廃、児童労働のないカカオのサプライチェーンを実現すべく、人権尊重の具体的な取り組みが提示されています。
児童労働は、カカオ産業の深刻な問題の一つです。それゆえ、カカオ産業に関連する企業には、カカオ産業の児童労働において是正処置や生産地支援が求められます。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
森永製菓株式会社のプレスリリース
https://www.morinaga.co.jp/