カンロが中国市場への本格参入に向けオリジナルノンシュガー商品を開発
年内に中国向けのオリジナル商品を輸出予定
キャンディメーカーとして知名度のあるカンロ株式会社(以下、カンロ)は、7月29日に開催された2022年中間決算説明会にて、グローバル事業を含めた今後の経営方針を発表しました。
コア事業ではZ世代への需要拡大を見据えた共創プロジェクトの始動、デジタルコマース事業ではワクワクを提供する新ブランドの発売、フューチャーデザイン事業ではSDGs促進に向けたエコラインシリーズの新規立ち上げを予定しています。
そしてグローバル事業では、中国向けのオリジナル商品の輸出を年内にスタートし、本格的に海外事業へ参入すると発表しました。
中国独自のノンシュガー商品「0糖1刻」を発売
カンロはキャンディメーカーAmos社とすでに総販売店契約を締結しており、中国にて「色えんぴつキャンディ」や「金のミルクキャンディ」などの輸出販売が始まっています。
今回グローバル事業で新しく発表された経営戦略においては、本格的な中国市場参入に向け、独自の商品ブランドを展開すると説明しました。
中国における糖尿病患者の増加から、ノンシュガー商品に対する期待が高まることを想定し「ノンシュガーでくつろぎのひとときを」という意味を含ませた「0糖1刻(りんたんいーくう)」(仮)を新しく開発。
日本で販売実績のある商品をベースに、味わい珈琲糖と枇杷味糖の2種類のラインナップを予定しています。
糖類ゼロの安心感とくつろぎの時間が味わえる同商品をきっかけに、中国市場における需要拡大に弾みをつける狙いです。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
カンロ株式会社のプレスリリース
https://www.kanro.co.jp/files/topics/2699_ext_05_0.pdf