JFPが作るサステイナブルで健康志向な無添加ドライフルーツ

途上国や日本の果物を加工、自社ブランドシリーズで展開

農業法人株式会社ジャパン・ファームプロダクツ(JFP)は4月28日、日本とカンボジアで原材料の選定から手がけた、食品添加物や砂糖を用いない手作り品質のドライフルーツを、今春より量販店やドラッグストア向けの自社ブランドシリーズ商品として提供開始しました。

「完熟ドライマンゴー」、「ドライハニーパイナップル」、「ドライみかん」のラインアップで、夏には5品目へと展開を拡大させるとしています。

JFPでは、内戦からの復興を経て、農村での農産加工業発展が求められるカンボジアで、2017年から現地に加工技術を導入、食品添加物や砂糖不使用で製造することにこだわり、高品質製品の開発研究を重ねてきました。

そしてISO22000やHACCP取得の現地資本大手工場と提携、大量に安定した品質で無添加ドライフルーツを製造・供給できる体制を構築しています。

非収穫期の労働や規格外品問題も

現地では、非収穫期など農村で満足に働けない期間があり、これを国内産地との連携によって改善する取り組みを始めています。

国内産地では、わずかな傷やサイズの問題で出荷できない規格外品が多く発生しています。これら規格外品を加工用原材料として船便でカンボジアの加工場へと輸出、現地でドライフルーツに加工し、工場が停止する端境期の農村部労働力を活かすことで、安定した雇用の創出につなげるものとしました。

今後は商品をシンガポールやEU、オーストラリアなどへ展開していく予定とのこと。国内では量販店店頭やドライフルーツ専門店、無添加スナックのサブスクなどで入手可能です。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

JFPによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000042642.html

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