菓子メーカー3社がハラル認証を取得、東南アジアのイスラム市場を中心に輸出

エフディアイなどの菓子メーカー3社がハラル認証を取得

ハラル・ジャパン協会会員の株式会社エフディアイ(以下、エフディアイ)、有限会社どんど焼本舗(以下、どんど焼本舗)、そして宮田製菓本舗の菓子メーカー3社がハラル認証を取得したと、一般社団法人ハラル・ジャパン協会が5月10日に発表しました。

エフディアイは4種のオリジナルバームクーヘンを、イスラム市場向けに本格的に輸出していくために、2022年3月にハラル認証を取得。原材料の卵や小麦粉などを1日おきに仕入れ、「高温短時間焼成法」で焼き上げており、くせがなく食べやすい味のバームクーヘンとなっています。ハラル認証商品として4種のフレーバーを展開し、随時ラインアップを拡充していく予定です。

どんど焼本舗は2種の焼き菓子でハラル認証を取得

どんど焼本舗は大分別府・湯布院等で主におみやげ用の菓子を製造・販売していますが、今回、「甘太くんすぃーとぽてと」と「かぼすナッツサブレ」の2種の焼き菓子でハラル認証を取得、イスラム市場に向け本格的に輸出展開を開始する予定です。

同社の第2工場はハラル認証専用工場で、今後は商品ラインアップを拡充し、輸出と訪日観光客の両輪での相乗効果を狙います。

宮田製菓本舗が京都で愛される煎餅のハラル認証を取得

宮田製菓本舗は小丸ふらいやカルルス、おせん(そら豆)など、京都で愛される煎餅などを製造・販売しています。

そんな煎餅などを海外でも安心して楽しんでもらうために、東南アジアの日系流通のPAN PACIFIC RETAIL MANAGEMENT(MALAYSIA)SDN.BHD.を、初めての輸出先に選出。試食したバイヤーからは、安価でおいしく、ムスリムに安全・安心を届けられると高い評価を得ました。

ハラル認証を取得したことで、マレーシアへの輸出を開始。今後はシンガポールや台湾などにも輸出を予定しています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

一般社団法人ハラル・ジャパン協会 プレスリリース
https://jhba.jp/new/9611/

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