「白鶴 料理酒CS-4T」の成分が代替肉などの食品の不快臭改善で特許を取得

プレノールとイソプレノールが食品の不快臭を改善

2024年4月18日、白鶴酒造株式会社(以下、白鶴酒造)は、同社の業務用料理酒「白鶴 料理酒CS-4T」に含まれるプレノールおよびイソプレノールが持つ食品の不快臭改善効果について、特許を取得したと発表しました。

特許7450789号「食材又は飲食品の臭い改善剤、及び食材又は飲食品の臭い改善方法」として3月7日に登録されています。

大豆ミート特有のにおいだけでなく様々な不快臭を低減

今回特許の対象となったプレノールおよびイソプレノールは、柑橘類やコーヒーなどに含まれる成分であり、一般的な日本酒には含まれてはないものの、白鶴独自の清酒酵母により生成されます。

大豆ミートなどにある特有のにおいをはじめ、肉類や魚介類の不快臭・納豆臭・キノコ類の不快臭・野菜の青臭い香り・レトルト臭を低減する効果を確認し、特許を取得しました。

この技術を用いた「白鶴 料理酒CS-4T」を調理に用いることにより、様々な食材・食品の不快臭を低減し、食品の風味が向上するとしています。

白鶴酒造は大豆ミート特有においに対するマスキング効果があるとして2023年6月に業務用料理酒の「白鶴 料理酒CS-4T」を発売しましたが、大豆ミートのみならず様々な食品の不快臭低減効果および風味を向上する効果を確認し、さらに活用の幅が広がると考えています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

白鶴酒造株式会社のプレスリリース
https://www.hakutsuru.co.jp/

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