今回のコラボ甘酒では、希少な東京米を使用。日本の祝い事に代表される紅白２色の甘酒を制作しています。

　紅色の甘酒には、日本の国花である桜の花びらを使用し、米麹の爽やかな甘味と桜餅のような味わいが特徴の逸品に仕上げました。白色の甘酒はプレーン味を採用。米と米麹と水のみというシンプルな素材で仕上げながらも、150年の歴史を持つ麹屋のこだわりが詰まった品です。紅色を「糀さくら」、白色を「糀ほわいと」と名付けました。
　甘酒を彩るラベルには、当時の増上寺や芝大門地域の様子を描いた浮世絵を起用。紅色には「歌川広重 芝増上寺（※1）」、白色には「川瀬巴水 雪の増上寺（※2）」を使用しています。絵には増上寺の大門や、廣度院の練塀も描かれており、当時から今まで続く土地の歴史を感じられます。

※1 歌川広重(うたがわひろしげ)：代表作「東海道五十三次」をはじめ、日本を代表する風景画士
※2 川瀬巴水(かわせはすい)：大正から昭和にかけて活躍、葛飾北斎/歌川広重と並び国内外から高い評価を受ける